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Google広告?PPC?WEB広告の基礎知識

ブラウザで検索すると出てくる広告。皆さんも見たことありますよね。いまや見慣れたWEB広告ですが、これが出稿する側になると意外と知らないことが多いもの。Google広告?PPC?今回はそんな方のため、WEB広告の基礎知識についてご紹介します。

Google広告?PPC?WEB広告の基礎知識

1:WEB広告の種類

ブラウザで検索したとき、表示されてくる広告。この広告はリスティング広告と呼ばれ、ユーザーが検索するときに入力したキーワードに基づき、検索結果画面の上や下など目立つ場所に表示されるようになっている広告の総称です。
現在、WEB広告は大別して「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「SNS広告」「アフィリエイト広告」「動画広告」「ネイティブ広告」「メール広告」の7種類があり、それぞれの中でもまた、いくつかの種類が存在します。
そして、私たちが日頃からよく検索結果画面で見かけるリスティング広告は、他にもキーワード広告やサーチワード広告、PPC(PayPerClick:ペイパークリック)広告とも呼ばれており、このWEB広告の代表格ともいえる広告です。
※PPCとは、PayParClick:ペイ パー クリックという用語の略称で、文字通り、クリックされるごとに広告費が発生する仕組みのことを指します。「クリックされるごとに」ですので、表示されているだけでは広告費は発生しません。
ちなみに、このクリックされたときに発生する価格、つまり1クリックごとにかかる費用のことを、クリック単価(CPC:Cost Per Click)といいます。

2:代表的なリスティング広告~Google広告とYahoo!広告~

さてこのリスティング広告にも様々な種類がありますが、国内でもっとも代表的なものといえば、「Google広告」と「Yahoo!広告(検索広告)」でしょう。
「Google広告」は旧サービス名を「GoogleAdwords」、「Yahoo!広告(検索広告)」は「Yahoo!プロモーション広告」といい、こちらの名前で聞き覚えがあるという方もいるかもしれません。
この2つの広告の大きな違いは、その広告がどの検索エンジンに表示されるかという点です。
それぞれ、自ブランドの検索エンジンに広告表示されるのはもちろんなのですが、そのほかに、各社が提携している検索エンジンの検索結果にも表示することが出来るのです。
例えば、Google広告であれば、Googleのほかにgooや@nifty、BIGLOBEやライブドア、AU one、そのほかにも複数の検索エンジンと提携しており(検索パートナー)、Yahoo!広告であれば、エキサイトやALL About、Live Searchや日経ネットなどをはじめとしたいくつかの検索エンジンがパートナーとなっています。
ですので、この2つの広告に出稿すれば、主たる検索エンジンを網羅することが出来るといってもよいでしょう。

とはいえ、初めはそこまで大きな予算も組んでいないというケースも当然あります。
そういう場合はどちらから出稿したほうが良いのでしょうか。
日本の検索エンジンのシェアを見てみると、2021年8月現在、googleが76.19%、対するYahoo!は14.49%です。


引用元:StatCounterGlobal Stats

このシェア状況からみると、日本で検索時に使用される検索エンジンはGoogleのほうが圧倒的なことがわかります。であれば、検索される機会のより多いGoogleのほうから、優先的に出稿したほうが、広告がターゲットとするユーザーの目に留まる確率は高いと言えるでしょう。

3:リスティングの料金体系

では次に、仕組みについてみていきましょう。
リスティング広告は基本的に、広告を出稿したいキーワードを登録、入札単価の設定をします。入札単価というとオークションを連想するかと思いますが、まさにその通りで、ユーザーが、出稿したキーワードで検索を行った時、同じキーワードで登録している競合他社との間でオークションが開始されるのです。このオークションは、入札単価のほかに、クリック率、LPやキーワードとの関連性などから評価された広告の質(ランク)も評定に加味されて、広告の掲載順位が決まります。これは高単価を設定したからといって必ずしも上位に広告が表示されるわけではないということですが、逆を言えば、広告の質を高めることで、入札単価を抑えることが可能ということでもありますから、LPとキーワードとの関連性などを含め、キーワードの選定は入念に行うことをお勧めします。

4:リスティング広告とSEO

ところで、リスティングとSEOとどちらを先に対策した方がいいのでしょうか?
結論から言うと、どちらも特徴・性格が異なりますので、まずは併用することをすすめします。
顕在層のユーザーをターゲットにしている分、リスティングは即効性が高く、また表示順位をある程度はコントロールが可能である一方で、有料で、しかも出稿を取りやめると一気に効果が止まるという性格であるのに対し、SEOは効果が出るまで一定期間が必要な上、表示順位のコントロールができないという点はあるものの、上位に表示されれば持続性がある点や、有料ではない点、また広告と比べてクリック率が高い点などが特徴となります。
これらの点を考えると、リスティングとSEOの特徴は、互いが互いをカバーしあうことが出来る間柄といっても過言ではありませんし、またSEOの効果が確認できるまでの間はリスティングで集客し、SEOで安定した集客が可能になった後は、必要に応じたリスティング出稿で効果を高めていくという方法をとることで、費用対効果を上げることも可能となります。

まとめ

今回は、WEB広告、特にリスティング広告について基礎的な内容をご紹介しました。
リスティングに重点を置く方がが適しているか、SEOに置くべきか。あるいはバナー広告などの他のWEB広告の方が最適か。それはそのサイトごとに異なります。
ECなどの場合であれば、商品の写ったバナー広告はユーザーの興味を引きますし、音楽や映画などの広告であれば動画広告はその作品の良さを確実にユーザーに届けることが出来るでしょう。どんなWEB広告を打つか、またどんなキーワードやどれくらいのCPCの設定が良いか。初めて出稿するときは、わからないことが多くで当然です。
弊社MH DESIGNSでは、我々が持つマーケティングノウハウを活用し、お客様ごとに最適なWEB広告をご提案させて頂きます。WEB広告でお悩みの際は、お気軽にどうぞご相談ください。

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