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【Shopifyアプリ紹介】納品書・見積書・請求書・領収書発行が便利になるShopifyアプリ「Quick Order Printer」の使い方

納品書・見積書・請求書・領収書発行が便利になるShopifyアプリ「Quick Order Printer」の使い方

ShopifyのECサイトを運営するにあたり、「購入完了画面に領収書印刷ボタンを表示させたい」「出来るだけ業務を簡素化・自動化して、販売に注力したい」「日本語対応・日本語表示しているアプリを使いたい」、そんな色々なご要望を皆さんお持ちだと思います。
そんな要望を適えるために、納品書・請求書・領収書発行が気軽に行え、かつ便利なアプリの一つである「Quick Order Printer」についてご案内していこうと思います。

納品書・見積書・請求書・領収書発行が便利になるShopifyアプリ「Quick Order Printer」の使い方

1:「Quick Order Printer」は、どういう人におすすめ?

  • Shopifyで納品書・見積書・請求書・領収書発行ができる日本語対応アプリを探している方
  • 日本語のサポートが受けられる国産のShopify用帳票印刷アプリを探している方
  • 日本郵便クリックポスト用CSVデータの生成ができるShopify用帳票印刷アプリを探している方
    ※クロネコヤマトや佐川急便などにも今後対応予定
  • 対象を絞り込み、かつ一括操作ができるShopify用帳票印刷アプリを探している方
  • アプリの設定が簡単に出来るShopify用帳票印刷アプリを探している方
  • 手書きで対応している納品書・見積書・請求書・領収書を、自動化したい方
  • 購入完了画面や購入通知メールに、領収書や請求書、納品書などを印刷するボタン、あるいは印刷画面へのリンクを載せたい方

このほかにも、バーコード出力や帳票のテンプレート選択など、帳票印刷に係る様々な機能をこのアプリで追加することが出来ます。

2:「Quick Order Printer」は、どんなアプリ?

株式会社ミクスローグが開発した国産の日本語対応アプリで、インストールするだけですぐ簡単に注文データから帳票印刷をすることが出来るアプリです。
Shopifyアプリストア:「Quick Order Printer 簡単帳票出力」
主な機能は、「1:「Quick Order Printer」は、どういう人におすすめ?」でも触れましたが、納品書・見積書・請求書・領収書発行、CSVデータ出力、一括印刷操作、バーコード出力や帳票のテンプレート選択、注文完了画面からのユーザーによる領収書印刷、PDF保存などで、帳票印刷に関するおおよその機能を拡張できるアプリとなります。
また料金も月額5$と大変お手頃価格な上、7日間の無料体験期間付きですので、自分が欲しい機能があるかどうか、使い勝手はどうかなどを、実際に自サイトにインストールして気軽に試すことが出来る点も非常に安心です。

3:「Quick Order Printer」の使い方

さてこの「Quick Order Printer」、どのように使えばよいのでしょうか。
今回は運用部分に重点を置いて、使い方をご案内します。

3-1:基本設定(一般設定)

1.「Quick Order Printer」は基本的にはインストールすれば特段の設定をせずに、帳票印刷を行うことが出来るようになっていますが、帳票画面に表示・印刷される基本情報が設定されていることが前提となります。
念のため、Shopifyサイトの「設定」―「一般設定」を表示し、必要な情報が登録されているか確認しておきましょう。

2.「一般設定」画面が表示されますので、「ストアの詳細」と「ストアの所在地」が正しく入力されているか、確認してください。

問題なく情報が設定されているのを確認したら、次は各帳票印刷においての「文書設定」をチェックしましょう。

3-2:文書設定

1.「注文管理」を選択して表示される「注文一覧」画面の上部、「その他の操作」-「Print Document」を選択して、アプリ画面を表示します。
※「アプリ管理」を選択し、表示された「Quick Order Printer」をクリックしても、アプリ画面を開くことが出来ます。

2.表示されたアプリ画面内の「文書設定」をクリックします。

3.帳票印刷に必要な情報や文章、各帳票のテンプレートの選択等を設定する画面が表示されますので、各種項目を確認し、必要な個所を設定しましょう。
この「文書設定」画面では、複数の項目を設定することが出来ますので、以下にそれぞれについて紹介していきます。

発行者情報:
販売者の情報を設定します。3-1の「一般情報」画面で設定した情報が、あらかじめ、帳票のテンプレートに表示させるためのHTMLコードで表示されていますので、変更が必要な場合のみ編集しましょう。
レイアウト設定:
帳票画面のレイアウトを、細かく設定することが出来ます。設定内容がチェックボックス式になっていますので、必要な項目にチェックを入れて設定してください。


支払方法:
支払方法の文言などを設定できます。英語表記を日本語にしたり、あるいは特定地域での越境ECの場合はその地域の言語表記にしたりすることが可能です。


デザインテンプレート:
各種帳票のデザインを選択・変更することが出来ます。カラーリング指定されたものや窓付き封筒用のものなど、初期設定の「スタンダード」含めて12種から選択することが可能です。(2021/07/21時点)


備考:
各帳票に表示する備考欄についての設定が行えます。あらかじめ、帳票のテンプレートに表示させるためのHTMLコードが表示されていますので、変更が必要な場合のみ編集しましょう。


ロゴ:
帳票にロゴを設定することが出来ます。幅や帳票上辺・左辺からの位置などを設定することが出来ますので、必要に応じて好みの位置にブランドロゴや企業ロゴを設定してください。なお、「ロゴを表示する」チェックボックスをONにしていない場合は、表示対象がありませんから位置の指定は行うことが出来ません。


印影:
ロゴと同様に、帳票に押印する印影を設定することが出来ます。配置についても、幅や帳票上辺・左辺からの位置などを設定することが出来ますので、必要に応じて帳票の任意の位置に指定してください。

4.以上で必要な設定は終了です。「保存」をクリックして設定内容を保存、完了してください。

3-3:注文一覧(帳票印刷)

さて、いよいよ帳票印刷です。
1.アプリ画面の「注文一覧」を選択します。

2.全ての注文履歴が表示されますので、印刷対象の注文履歴にチェックを入れます。

すると、チェックした注文の領収書・納品書・請求書の一括印刷、ならびにCSVの出力が選択できるようになりますので、一括操作を行う場合は該当する帳票印刷のボタン、あるいはCSVボタンから操作を行ってください。
※各注文に対しての領収書・納品書・請求書の印刷ならば、それぞれの注文履歴に横に表示されている帳票の印刷ボタンからも操作可能です。

※注文履歴が多くなってくると、目的の注文を探すのが一苦労になってきてしまいます。
そういう時は、注文一覧画面の「検索」もしくは「ステータス」「支払い」「フルフィメント(受注から配送までのプロセス業務/状態のこと)」の各項目の状態絞り込みで、注文履歴を絞り込みましょう。

3.それぞれの帳票のプレビュー画面が表示されます。下図は、それぞれの帳票画面をまとめたものになります。
いずれも、下段に「発行済」のチェックボックスがありますので、誤って領収書や請求書等を複数発行してしまうのを防ぐためにも、発行済みの帳票には忘れずにチェックを入れましょう。

また、日付や宛先の変更、備考の表示設定がされている帳票の場合は備考の変更も、画面下段で行うことが出来ますので、必要に応じて編集を行ってください。
4.必要な変更が終わったら、あとは「印刷」ボタンをクリックして印刷をしてください。

3-4:下書き注文

Shopifyの「注文管理」の「下書き」で設定されている「下書き注文」の見積書の作成などを行う場合は、「Quick Order Printer」のアプリ画面内「下書き注文」から帳票を作成することが出来ます。

1.アプリ画面の「下書き注文」を選択すると、これまで受け付けている下書き注文一覧が表示されますので、3-3の「注文一覧」同様に、印刷をしたい対象の注文にチェックを入れます。
すると、選択した注文の見積書・請求書の一括印刷が可能になりますので、必要な帳票の印刷ボタンを選択してください。
※各注文に対しての見積書・請求書の印刷ならば、それぞれの注文履歴の横に表示されている帳票の印刷ボタンからも操作可能です。

2.選択した帳票(見積書または請求書)のプレビュー画面が表示されます。
いずれも、「注文一覧」と同様に、下段に「発行済」のチェックボックスがありますので、誤発行を防ぐためにも、発行済みの帳票には忘れずにチェックを入れましょう。

また、日付や宛先の変更、備考の表示設定がされている帳票の場合は備考の変更も、画面下段で行うことが出来ますので、必要に応じて編集を行ってください。

4.必要な変更が終わったら、あとは「印刷」ボタンをクリックして印刷をしてください。

3-5:印刷画面へのリンク

「Quick Order Printer」は、領収書の印刷をユーザー(顧客)が購入完了画面や自身の会員ページ、あるいは通知メールなどから行えるようにすることもできます。
そのための設定や必要なリンクタグなどをチェックする画面が「印刷画面へのリンク」です。

ユーザーが印刷できる帳票は、ECショップで行うか、通知メールから行うかによっても異なりますが、領収書など既に販売者側で「注文一覧」画面から「発行済」のチェックボックス処理を行っている場合は、ユーザー側での印刷は出来ない(無効となる)ようになっていますので、帳票の二重発行などのような心配はありません。

さて、それでは設定についてそれぞれご紹介しましょう。

ストアでお客様が領収書を印刷する:
注文完了画面、あるいは会員ページの購入履歴画面から、領収書や納品書を印刷できるようにするか否かを、「有効」「無効」のいずれかで設定することが出来ます。必要に応じて設定を行ってください。
通知メールに印刷画面へのリンクを表示する:
顧客あてに送信するメール内に埋め込むための、各種帳票の印刷画面へのリンクタグが自動で表示されます。画面に表示されているタグをコピーの上、「設定」-「一般設定」から表示される「通知」画面にて、該当するメールのテンプレート内へタグを貼り付けることで、顧客は受信したメールから、帳票を印刷することが出来るようになります。
ただ、「通知」画面のメールテンプレートはHTMLコードで記述されているため、多少のHTML知識が必要になる場合があります。もし不安だという場合は、サイトを構築したホームページ制作会社などに相談してみてください。
請求メールに請求書印刷画面へのリンクを表示する:
下書き注文より顧客あてに送信される請求メール内に埋め込むための、請求書印刷画面へのリンクタグがあらかじめ表示されていますので、こちらをコピーしたうえで、「設定」-「一般設定」から表示される「通知」画面にて、該当するメールのテンプレート内へタグを貼り付けてください。
ただ、こちらも「通知メールに印刷画面へのリンクを表示する」と同様、「通知」画面のメールテンプレートはHTMLコードで記述されているため、多少のHTML知識が必要になる場合があります。もし不安だという場合は、サイトを構築したホームページ制作会社などに相談してみてください。

まとめ

「Quick Order Printer」は、帳票類の印刷において非常に便利で簡単なアプリというだけではなく、短いスパンでアップデートが行われているアプリでもあります。アプリを使うユーザーの要望や意見をまめに反映していっているアプリでもありますので、アップデートの度にどんどん使い勝手も向上し、機能的にもよりユーザーフレンドリーになっているアプリの一つといえるでしょう。
たくさんあるアプリの中でも「Quick Order Printer」は操作性も実にシンプルで、しかも月額5ドルと大変手頃な値段な点も実に魅力的な、おすすめのアプリです。

もちろん、帳票印刷以外にどんな種類のアプリがあるのかわからない方や、もっと要望にマッチしたアプリがあるかもしれないけど数が多くてわからないという方もおられるかとは思います。
そんなときは、是非弊社MH DESIGNSまでお気軽にご相談ください。Shopify公認パートナーである弊社が御社にとって最も適したアプリをご提案させて頂きます。
どうぞお気軽にご相談くださいませ。