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アクセシビリティガイドラインWCAG2.2について(第1 / 3回) 【概要編】

web業界に勤める方に向けてアクセシビリティ(wcag)について、全3回に渡って解説いたします。

第2回 成功基準の具体例・役割編

第3回 実践編

概要

1. WCAG とは何か

WCAG 2.2 解説書

https://waic.jp/translations/WCAG22/

2. WCAG 2.2の目的

3. WCAG 2.2の構造

4. WCAG 2.2のガイドラインと成功基準

5. WCAG 2.2での主な変更点

WCAG 2.2では、WCAG 2.1に追加された9つの新しい成功基準(Success Criteria)が具体的に含まれています。それぞれの基準が、特定のアクセシビリティ上の問題を解決するために導入されています。以下に、具体的な成功基準の変更や追加内容を紹介します。

1. ドラッグジェスチャーの代替(2.5.7 Dragging Movements) – Level A

2. ターゲットの最小サイズ(2.5.8 Target Size (Minimum)) – Level AA

3. フォーカス可視性の強化(2.4.11 Focus Appearance (Minimum)) – Level AA

4. フォーカスインジケーターの強調(2.4.12 Focus Appearance (Enhanced)) – Level AAA

5. 一時停止、停止、非表示(3.2.6 Consistent Help) – Level A

6. 認証の代替方法(3.3.7 Accessible Authentication) – Level A

7. 認証プロセスでの再入力の最小化(3.3.8 Redundant Entry) – Level A

8. エラー防止(3.3.9 Accessible Authentication without cognitive function test) – Level AA

9. コンポーネントのエラー防止(2.5.9 Accessible Component Labels) – Level AA

WCAG 2.1からの他の改訂

6. 実際の適用例

成功基準のレベルについて

WCAG 2.2の成功基準は、各ガイドラインに対して具体的な達成基準を定義しており、これらは3つのレベル(A、AA、AAA)で分類されています。

 

次回はより実践的な内容を、具体例を交えてお伝えします。

第2回 成功基準の具体例・役割編

第3回 実践編